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autolink 焦熱の裁き/Fiery Justice (赤)(緑)(白) ソーサリー 好きな数のクリーチャーとプレイヤーの組み合わせを対象とする。焦熱の裁きはそれらに、5点のダメージをあなたが望むように割り振って与える。対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは5点のライフを得る。 《焦熱の裁き/Fiery Justice》をGathererで確認 《焦熱の裁き/Fiery Justice》をGoogleで検索 《焦熱の裁き/Fiery Justice》が使用された大会 取得中です。 カードテキスト転載元: Wisdom Guild 様 2011 / 09 / 20
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パック/未収録:ENEMY OF JUSTICE モンスターカード 効果モンスターカード 融合モンスターカード 魔法カード 罠カード D-HERO デビルガイ サイバー・ジムナティクス サイバー・プリマ サイバー・ジラフ サイバー・フェニックス E・HERO フェニックスガイ E・HERO シャイニング・フェニックスガイ E・HERO セイラーマン E・HERO ワイルド・ウィングマン E・HERO ネクロイド・シャーマン 荒ぶるアウス? 逆巻くエリア? 燃え盛るヒータ? 吹き荒れるウィン?
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Justice 「はぁ……なんか厄介なものに巻き込まれたもんだ。 折角人が田舎暮らしを謳歌していたというのに。 なっちゃん、お姉ちゃん、さち、灯花達と共にな……磯野? あんな変態知らん。 女4人でとても姦しくて中々大変な日々。皆好意を寄せてくるし。 俺は選べてないが。 ……あー優柔不断? 言うなよそれ…… それが何だ? 殺し合いだって? ふざけるなよ、理由も無いのにやってられるか。 こんな腐ったゲームに縛られる必要なんて……俺たちには無い。 あんた、この殺し合い許せるか? 俺は屈しない。 許しはしない。 俺達は進めるんだ。 何時でも。 どんな時でも。 進んできた。 理不尽な権力者にも屈せず。 圧倒的な暴力にも止まらずに。 進んできたんだ。 ―――おっと、あんたにはまだ言ってなかったな。 俺の名は森田賢一。 あんたの見たとおり、カッコイイナイスガイだ。 頭脳明晰、運動神経抜群と否の打ち所は無い。 あ、ただしハードMなのがちょっと玉に瑕なんだが。 そして俺は『元』特別高等人候補生だった。 そうだ……あんたは特別高等人そして俺の国の事をを知らないかもしれないんだな。 じゃあ簡単に説明してみるとしてみるか。 ……日本という国が存在するSF小説がある。 その国は罪を犯すと『法律』に裁かれて刑務所に行き罪を償うというものらしい。 だが、それはとても大きな罪にたいするものだ。 でも、俺たちの国は違う。 どんなものにも国がでしゃばってくる。 日本には罪を犯した人間でも人を愛する権利はある。 でも俺達の国はそんな些細な事までも奪ってしまう。 罪の解釈が広いのだ。 例えば母親に従わなければそれが罪になってしまう。 また、働かず怠惰に過ごすだけでも罪になってしまう。 そしてある罪を犯した人間が異性に触れ、恋愛する事も奪ってしまうのだ。 そしてその罪によって特別な義務を負わされてしまう。 それは刑務所に入る代わりのもの。 日常生活を制限する義務というものだ。 3箇所に義務を負ってるものをワッペンを背負い日々を過ごす。 一日が12時間になったり親権者に絶対服従にされたりプライバシーが全く無くなったり……異性に触れることを禁忌にされたりだ。 自由も何もない……酷い社会だった。 最悪なものだった。 それを決め付けるのも……また人だったのだから。 それが特別高等人。 その役目は義務を負った人々を更正指導することにある。 最上級の国家公務員として、特別高等人には強大な権限が与えられている。 必要とあれば罪人の基本的人権を剥奪し、プライバシーを侵害することはおろか、生殺与奪すら自由なのだ。 俺が目指した特別高等人とは、刑務所という場を必要としなくても罪人を監督できる、極めて有能な看守のようなものだった。 勿論それになるには心理学、体術、交渉術、人を管理する力を求められ公共の福祉を守ることを重視しなければならない。 また、その試験は死者も出るほどの難しさを誇り年間で合格者が10人も出ないほどのものだった。 それほど……重要な立場なのだ。 でも……それでも人を義務で押し付け自由を奪い続ける。 俺はそれを決して正しいと思わない。 だから。 俺は自ら特別高等人になって社会を、国を変えようと思った。 この社会が正しいと思えなかったから。 正義ではないと思えなかったから。 それが、あの向日葵の咲く季節に思ったこと。 そして、それを実行に移す為に行動した時の事。 その時、俺は進めたんだ。 そして進み続ける事ができたんだ。 俺は。 ……っと。 お喋りが過ぎたな。 あんたにはまた機会があったらその時の事を詳しく教えるよ。 今は、あんたの世話してる暇は無いんだ。 もう直ぐ、ここに人がくるからな。 さあ、俺が何するか……とくとごらんあれ。 」 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 「リムちゃん……」 ギーコギーコと鎖が軋む音が当たりに響いていた。 その音を奏でているのは小さな児童公園のブランコ。 そのブランコに乗り寂しそうにそれを揺らしていた碧髪の少女が月を見上げていた。 「どうして……リムちゃんが死ななきゃならないの……」 少女――時雨亜沙――は茶色いリボンが結び付けられた髪をクルクルと手で弄びながら思う。 先程逝った少女、プリムラの事を。 亜沙の後輩である土見稟、芙蓉楓の家族であった小さな子の事を。 きっと彼女は自分が死んだことすら気付かなかったかもしれない。 そう思うと何処かやり切れなくて堪らなかった。 プリムラがどうして死ななきゃ無ければならなかったのだろう。 感情の起伏があまり大きくなかった彼女。 でも彼女は普通の子だったはずだ。 例え魔族の人にとって重要かも知れない子だったとしても。 普通の年相応の子供だった。 なのに 「どうして……こんな事になっちゃったの」 死んでしまった。 平穏だった日常を唐突に奪われて。 彼女は短過ぎる一生を終えた。 その時、一際ブランコが大きく揺れた。 亜沙の目に浮かぶのは哀しみという名の雫。 特別、仲が良かったという訳でもなかった。 それでも稟達と一緒に過ごして。 一緒に笑いあって。 大切な友達だった。 それなのに理不尽に奪われた。 そして殺し合いという非日常に巻き込まれて。 きっともうあの楽しい日々は戻らないだろう。 そう、思うと 何処か哀しくて。 何処か苦しくて。 堪らなく。 堪らなくなって。 ――ブランコが大きく揺れた。 大きく。 大きく。 揺れた。 彼女の短く揃えられた髪と結び付けられたリボンがつられて風に靡く。 揺れる心のように。 理不尽に奪われた命を追悼するように。 押し寄せる哀しみに負けない様に。 ブランコを 強く。 強く。 漕いだ。 そして、哀しみにサヨナラを。 これから強く生き延びる為に。 死んでいったプリムラの為にも。 立ち止まっていたら喜ばれる訳が無い。 だから、亜沙は思う。 生きようと。 ここには未だ大切な人達が居る。 土見稟、芙蓉楓、リシアンサス、ネリネ、麻弓=タイム。 大切な後輩達。 亜沙がプリムラの為にできる事。 皆と一緒に帰ること。 そう、思ったから。 思う事ができたから。 だから。 今はこの哀しみにサヨナラを。 力を篭めてブランコを漕ぐ。 そして。 「ボクは……頑張る!……そして皆と一緒に帰るもん……絶対!」 飛び降りた。 生き抜く為に。 前に進む為に。 涙はもう既に消え失せ。 そこにあるのは何時もの笑顔。 残ったのは動きを止めて静かになったブランコだけが 唯、月の光に照らされていた。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 「とは言ったものの……どーしようかな……」 カツカツと規則正しい足音が街路に響く。 ビル群が広がる街の中、亜沙は思案しながら歩いていた。 生きて帰ると決めたものの殺し合いに乗る気はさらさら無い。 とするのならば手段はどうするのかと考えたのだが当然答えなど出てこない。 んーと唸りながら亜沙は唯闇雲に道を歩いていた。 「……俺は……それでも……」 (ん……男の人の声……?) そんな亜沙の耳に聞こえてくるのは男の声。 直ぐ向こうの曲がり角から独り言らしきものが断片的に聞こえてくる。 どうしようかと思いつつ亜沙はそっと曲がり角から顔を出す。 そこにはシャツを着込んでいる一見しただけでは普通の少年が顎に手を押さえなにやらぶつくさ呟いていた。 そんな様子の少年に亜沙は (んー怪しい……話しかけてみたいけど……怪しいよねー) 怪しいと思ってしまった。 独り言を口走っているのは流石に怪しい。 とはいっても亜沙はこの殺し合いから抜け出す為に人と接触をしたい。 そう考えて迷っていた時 「おーい、そこの少女。何してんだ? 怪しいぞ」 「ひゃあ!?」 目の前にその少年が何時の間にか現れ話し掛けて来たのだ。 亜沙は驚き一歩後ろに飛び退いてしまう。 「うわ……そんな驚かなくていいのに……ちょっと傷つくぜ……」 「ご、御免なさい」 その少年の態度に亜沙は反射的に謝ってしまうもふとある考えに至る。 亜沙は手を振りながら彼に言う。 「いや、待って! そっちだって怪しいよ! 独り言ぶつくさ呟いててさ。明らかに可笑しかったよ!」 「ん……ああ、あんたも知っての通り唯の癖なんだ。気にしなくていいぞ」 「えぇ……気にするよ……」 しれっと答える少年にややうんざりした様子で亜沙は溜め息をつく。 黒髪のその少年は何処か飄々としていて掴み所が無かった。 少年は亜沙のジトッとした視線を気にする事もなく亜沙に聞いた。 「んで、名前は?」 「……ボクは時雨亜沙」 「俺は森田賢一。見たとおりのナイスガイだ」 「……はぁ、それでそのナイスガイ君がこんな所で何してるのさ」 亜沙はもう賢一の奇行に溜め息をつくしかなく賢一に問う。 半場、賢一にあきれながら。 だが、賢一は意味有りげに笑いながらこう告げた。 「そうだな……殺し合いを「壊す」事を考えてたさ」 「えっ……?」 殺し合いを「壊す」事を。 自分が信じる正義が為に。 「あんたも知っての通り俺はこんなふざけた殺し合い、許すわけにはいかない。絶対だ」 「はぁ……」 「じゃあ、時雨。殺し合いを止める為にはどうしたらいい?」 「えっと……殺し合いに積極になって居る人を止める?」 「そうだな。まず、殺し合いの乗っている人間の排除。これが必要だ。 次に枷になる首輪の排除。あんたも知ってると思うがこれがあったら動きようがない。反抗的な動きをした瞬間ボガンとか洒落なら無いからな 次に主催者が何処に居るか突き止めそれを排除。んまぁ最終目的だな。 最期にここからの脱出方法の模索。元に居る場所への帰還という事だ」 「……うん、そうだね」 「それを行う為には第一に殺し合いに乗っていない者との連携。そして仲間を集めること。 次に首輪を外す為の道具集め。あんたも知ってると思うが見た感じ道具無しでは外せそうも無いからな。 その次にこの島への探索。主催者が何処に潜んでいるか……それを突き止める為にだ。 そして、外部と連絡を取れる方法を探す。脱出の糸口になるかも知れないからな。 ……まぁざっとこんなもんか」 「……ほ、ほぇ~凄いね、君」 亜沙は唯、驚いていた。 唯の怪しい人間に見えた賢一がしっかりとした方針を考えていたことに。 そして自身が何も考えていないことに少し恥ずかしくなっていた。 賢一は偉そうにこういってのける。 「どうだ、凄いだろ。俺はスーパーマンだからな、あはは!」 「……やっぱ、変だ」 「……ぐっ、ち、違う! あんたも知っての通りちょっと頭脳がまわるだけだ」 「変だなー君……あははは! あんたって誰なのかなー? うふふふ……」 「そ、それもく、癖だ。癖!」 「変ー」 「ぐっ……」 いつのまにか立場が変ってることに賢一は焦りつつも話を戻そうとコホンと一度咳をする。 そして、胸元から拳銃を出した。 その行為に亜沙は唖然とするも間髪言わず賢一は言葉を発した。 「んで、俺はこの通り拳銃を持っている。あんたも知っての通り誰が見ても人を殺す道具だ、だけど勿論時雨を殺す為じゃない」 「じゃ……じゃあなんでよ」 「お前、撃った事あるか? 拳銃」 「無いよ、ボクは……そんなのある訳ないじゃない……」 「そっか……安心した」 「ふぇ?」 「いや、護るべき対象なんだと思っただけさ」 賢一が拳銃を出した理由はただ、ひとつ。 亜沙が殺し合いや、命の奪い合いになれているかどうか。 あの姿じゃ慣れてないも明白だったが確かめたかった。 そして、護るべき弱者と認識し亜沙に告げる。 「じゃあ、時雨亜沙。俺についてくるか? 殺し合いを壊す為に」 「私は……」 亜沙は心の中でその言葉を反芻する。 (彼は凄い……凄い変人だけど……でもボクは彼の役に立つのかな……) 自分は役に立つのか、そう自身に問い直ぐに首を横に振って笑顔で賢一を見る。 「そんな事考えてウジウジしているなんてボクらしくないもんね! わかった。よろしく、『賢ちゃん』!」 「……あ……ああ、よろしく」 亜沙の気迫に驚き『賢ちゃん』と呼ばれたことに賢一は若干の戸惑いを感じつつも手を差し出し握手をする。 それは、約束。 互いが殺し合いに打破する為の約束だった。 「さて、時雨。ちょっと確認したいんだが……」 「何?」 「最初のホールのような所で集まった時、皆同時に消えるようにこの島に飛ばされたな。そういう経験あるか?」 「……う~ん。ないよ……あんな魔法、聞いた事が無いし。少人数ならできるかもだけど……」 「……魔法?」 魔法という問いに賢一が疑問を問い掛ける。 賢一には魔法という存在を身近にあるように話しかける亜沙が不思議でならなかった。 亜沙はさも当然のように賢一にいう。 「そう、魔法。賢ちゃんの周りにも魔法を扱うことできる子いるでしょ? 神族や魔族の子が」 「……いや……それって何だ?」 「え? 神族と魔族。今の私達の日本にやってきた人達だよ。常識でしょ」 「……日本?」 「うん、頭……大丈夫?」 亜沙のすむ世界。 それは神族と魔族と人間が共存している世界。 魔法は身近に存在し彼らを助ける存在であった。 でも、賢一の住む世界には存在しない。 そもそも…… 「時雨……「日本」という国に住んでるんだな? 間違いなく」 「……うん。あたりまえじゃない」 「罪を犯すとどんな罰がある?」 「法律で裁かれ刑務所に行くよ……ホント大丈夫?」 「……」 賢一は考え始める。 SF小説でしかそんざいしなかった日本。 そこに住む少女。 そして、当たり前のように存在する魔法。 考えたくない結論。 だが、ここにある真実。 そう、世界が一つしかないなど…… 「固定概念だ……森田賢一」 唯の固定概念でしかない。 そう、深呼吸をして亜沙に告げる。 考え付いた結論を。 「時雨……俺の世界には魔法も存在しないし、日本も存在しない」 「え?」 「嘘じゃない……信じてくれ」 「……………………うん、じゃあどうして」 「あんたはもう知ってると思うが……パラレルワールド、平行世界といわれるもんだ。つまり、俺と時雨は違う世界で住んでる……そういうことだ」 平行世界。 何処かで道が変り違う世界をすすんで行った世界。 亜沙と賢一が違う世界である理由。 そう、賢一は結論付けた。 「そんな……まさか」 「まぁ……多分だ。可能性的には高いが違う可能性もある……だけどはなからその可能性を捨てるわけにもいかないだろ?」 「……うん」 「とりあえず俺達だけで考えても仕方ない」 「うん、そうだね……」 ふぅ……と賢一は息を付きある路地の一角を向く。 そして、そこに言葉を紡ぐ。 「なぁ……そこの「あんた」の意見も聞きたいんだけど?」 そこにいる『あんた』に向かって。 ただ、問い掛ける。 そう、賢一は唯、変だけじゃない。 独り言を言っていたのも。 そこのあんたと言っていたのも。 全て 「いい加減出てきたらどうだ?……『殺し合いに乗っていないあんた』さん!」 『あんた』に聞かせる為。 そして。 「……良く、私の存在が解ったな。森田賢一くん」 現れたの長身の赤い中華風の服をきた男。 灰色の長髪し、眼鏡をかけた理知的な男が路地角から現れたのだった。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 私―クーウォン―は最初、驚いた。 我が怨敵、橘玲香の野望を打ち砕き全てを終わらせた後のことだったのだから。 私はサイバースペース内で政府が国民に欺いてやっていた愚かな行為を反政府同盟……有体に言えばテロリスト「飛刀」のリーダーとして止めて来た。 そしてその願いは野望の犠牲である被験者である青年によって全ては終わった。 そう、終わったはずだったのだった。 己が贖罪も果たし後は静かに余生を過ごすだけ。 ……それだけであったはずだった。 だが、突如始まった殺し合いという名の理不尽なゲーム。 そして奪われてしまった7人の儚い命。 人道に背いた愚かな行為。 私はこれを許すわけにもいかない。 隠居するつもりではあったが…… このような子供たちを巻き込んだ非道な行為。 我が正義が許せる訳が無い。 この殺し合いを打ち壊す。 それが、隠居する身であった私が為すべき事。 そう思ったのだから。 しかし気になったことがある。 私以外に巻き込まれている参加者。 そこには私の知り合いも存在していた。 被験者であり、橘玲香の陰謀を止めた青年、相馬透。 同じく被験者であり、私が幼い頃から育て続けていたリャン。 また、被験者であり、卓越なる演算能力を持つバチェラ。 互いに陰謀止める為に奔走した透君の上司、八木澤宗次。 八木澤の部下であり透君の同僚である、紫藤彩音。 そして。 被験者であり 私が育て 死んだはずのゲンハ。 彼が居た。 ―――死んだはずだ。 なのに何故ここに居る。 疑問でならなかった。 そのことに迷い続けていた時 声が聞こえた。 若者の声が。 私は咄嗟に姿を隠し気配を消した。 その若者はまるで独り言のように話していた。 いや。 まるで私に話しかけているようだった。 あんたというのはまるで私に問い掛けている様で。 それに私は静かに聴いていた。 なるほど、中々見所のある青年だった。 森田賢一と名乗った青年は殺し合いに乗らず壊すといった。 私は姿を現そうとしたが彼が何かをするらしいといったことに興味を持ち暫く身を隠していた。 そして時雨亜沙と名乗る少女と話し己が殺し合いを壊す計画を話していた。 それは恐らく時雨亜沙だけではなく私にも話すつもりで。 全てを話していた。 そして、平行世界のことを話し始めた。 私は合点がいった。 平行世界を認めるわけではないが……ならばゲンハが生きているのが納得がいくからだ。 なんと、柔軟な思考するのだろうか。 私が感心した時彼は呼びかけていた。 私に。 私はそして躍り出た。 彼が私に何をもたらすか。 一握の期待を持ちながら。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 「さて始めまして……と言えばいいのかな、森田賢一くん。私の名はクーウォンだ」 「始めまして……クーウォン。さて……何から話せばいいかな」 「いや、まず私の質問に答えてもらおう」 賢一がややキョトンしている中、クーウォンが問う。 それは自身に対するときの問い掛けに由来するものだった。 「何故私が殺し合いに乗ってないと判断できたのだ?」 「ああ、簡単だ、そんなの」 賢一は笑いながら腕を組みつつそれに答えようとした。 「まず、無差別に誰かを殺そうとしているのなら俺が独り言を言ってる最中に問答無用で襲ってくるはずだ。 また、もし武装に警戒していると言うならいくつか俺が作った隙を付かない理由が無い。それに俺が銃を持っていると言った時点で離れるはずだ」 「あの時ボクに突きつけたのってそういう意味だったの!?」 「ああ……んで、殺し合いに乗ってない振りをして近づいてきたいのならばもっと早く来るはずだ。 俺があんた気付いているか居ないか不明を装っていたのだからもし保身で隠れたいのなら俺に気付かれる前に近づいてくるはずだからな。 また、殺し合いに乗るのも乗らないのも興味ないと判断したと言うのならさっさと過ぎ去っているはず。 そう、いくつかの可能性を考えてカマをかけてみたけど……殺し合いに乗ってない。その確率が高い。そう判断したんだよ」 「成程……」 「他に聞きたいことはあるか……?」 「シュミクラム体、サイバースペースへの没入……意味が解るかい?」 「さあ?」 「ボクも分からない……」 「あい解った」 クーウォンは深く考え、平行世界の可能性を認め始めていた。 自分たちの世界での常識を彼らは知らない。 とするのならばその可能性は非常に高い。 そう、考え更に思考に没頭しようとするも賢一が聞いてくる。 「さて、クーウォンさん。俺が聞きたい事を言うぜ」 「……なんだね?」 「簡単さ……殺し合いを壊す為の同盟……それをあんたと組みたい」 「……理由は?」 その答えに賢一は空を一度仰ぎ見て答えを言う。 賢一が思ったのは故郷に咲き誇るあの花。 その花が意味するもの。 「自分の正義にかけて……殺し合いを止めたいからだ」 己が正義に懸けて。 賢一は誓う。 殺し合いの破壊を。 そしてクーウォンは口を開ける。 「私は―――」 【B-7 街路(マップ右方)/1日目 深夜】 【森田賢一@車輪の国、向日葵の少女】 【装備: SIG Sauer P226(15/15+1) 】 【所持品:支給品一式×1、予備マガジン×4、不明支給品(0~2)】 【状態:健康】 【思考・行動】 基本方針:殺し合いを破壊する。 0:クーウォンの答えを聞く。 1:殺し合いの破壊 2:亜沙と一緒に行動。 ※ハーレムエンド後から参戦。 【時雨亜沙@SHUFFLE! ON THE STAGE】 【装備:なし】 【所持品:支給品一式×1、不明支給品(1~3)】 【状態:健康】 【思考・行動】 基本方針:殺し合いに乗らず皆と共に乗る 0:クーウォンの答えを聞く 1:稟たちを探す 2:賢一と行動。 【クーウォン@バルドフォース】 【装備:なし】 【所持品:支給品一式×1、不明支給品(1~3)】 【状態:健康】 【思考・行動】 基本方針:殺し合いに乗らない 0:賢一に答えを言う。 1:殺し合いに乗らない ※グランドエンド後から参戦 野道-fieldpath- <前 次> NoblesseOblige ▲上へ戻る
https://w.atwiki.jp/gussaneruza/pages/12.html
人気商品一覧 @wikiのwikiモードでは #price_list(カテゴリ名) と入力することで、あるカテゴリの売れ筋商品のリストを表示することができます。 カテゴリには以下のキーワードがご利用できます。 キーワード 表示される内容 ps3 PlayStation3 ps2 PlayStation3 psp PSP wii Wii xbox XBOX nds Nintendo DS desctop-pc デスクトップパソコン note-pc ノートパソコン mp3player デジタルオーディオプレイヤー kaden 家電 aircon エアコン camera カメラ game-toy ゲーム・おもちゃ全般 all 指定無し 空白の場合はランダムな商品が表示されます。 ※このプラグインは価格比較サイト@PRICEのデータを利用しています。 たとえば、 #price_list(game-toy) と入力すると以下のように表示されます。 ゲーム・おもちゃ全般の売れ筋商品 #price_list ノートパソコンの売れ筋商品 #price_list 人気商品リスト #price_list
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正義の剣 - 博物館レプリカ [Sword of Justice] 概要 外見:Long Sword 俗称:なし 入手:べスパー博物館 性能 特効:上位特効の何かがランダム 命中低下:60% 詠唱可 幸運:100 ファストキャスト:-1 武器ダメージ:+50% 物理抵抗:20% 物理:100% 武器ダメージ:15〜17 基本速度:3.75sec 装備STR:40 片手武器 スキル:Swordsmanship 解説・用途 特殊武器の例に漏れず、振りが遅くて使えねぇよ!と嘆きたくなるような武器。 コレクションアイテムは選択制なので、ワザワザこれを欲しがろうとする奇特な方はいないでしょう。 関連アイテム コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/blindjusticenext/
BlindJustice NEXT†Turtle @ ウィキ へようこそ! Blind Justice NEXT†Turtle 本家説明書より引用させていただいた部分があります http //www13.atwiki.jp/blindjustice/ また、当wikiは未完成です。完成をごゆっくりお待ちください。 お知らせ 名前が正式に決まったので改称 (2016-3-4) BlindJustice†Next @ ウィキ の開設 (2015-10-05) コメントホーム てst -- 名無しさん (2016-04-07 17 53 18) 名前 コメント Today - yesterday -
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/8102.html
天災至宝 Justice VR 闇 6 進化クリーチャー:パンドラボックス 4000 ■進化-自分のパンドラボックス1体の上に置く。 ■自分の闇のクリーチャーは破壊されない。 作者:神風弐千 フレーバーテキスト 世界が偽善でできているなら、正義なんてあると思うかい? 評価 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/magamorg/pages/3645.html
アルカナⅩ-JUSTICE(ジャスティス) スーパーレア 光 コスト11 パワー1000 ディスティニー・フォース ■タロットフォーム ■正位置-このクリーチャーの召喚時、文明をひとつ指定する。相手は、このクリーチャーがバトルゾーンに存在する限り、指定された文明のマナをタップできない。 ■逆位置-相手クリーチャーが破壊されたとき、そのクリーチャーを自分のクリーチャーとして自分のバトルゾーンに出してもよい。 ■このクリーチャーのコストは、バトルゾーンとマナゾーンに存在するディスティニー・フォースの数だけ少なくなる。ただし、コストは5より少なくならない。 (F)第十一の札は正義の札。正は「公正」逆は「独善」。正義が喜ばしいとは限らない…… 作者:ソウル 最近、ジョジョ第三部を知りました。 逆位置の能力はエンヤ婆のイメージです。 管理人さんへ お手数なのですが、名前を『アルカナⅩ』から『アルカナⅩⅠ』に変更願います。 評価
https://w.atwiki.jp/tadoku100/pages/303.html
ペーパーバック Kindle版 YL 語数 語彙数 ジャンル フォーマット 3.2 10,420語 1,000語レベル Thriller Adventure ペーパーバック YL 語数 語彙数 ジャンル フォーマット 3.2 10,420語 1,000語レベル Thriller Adventure kindle版 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/akatonbowiki/pages/10149.html
このページはこちらに移転しました blind summer 作詞/399スレ10 作曲/旋風、399スレ97 ある日見た夕焼けの空 ブタが飛んでいた 空 目を澄ますとブタではなく 飛行機だったので振り返らず 一本道を走った 幻影の軌跡 灼熱の道に希望は無い 雑草の炎に飛び込むアブラセミ 髪の毛が灰になり消えた 歪んだ空間に座り 肩を降ろすと家ごと落ちて 全てを無くした僕に 「もう大丈夫」と声をかけてくれたブタ君 まだ輝き続けているかな その夜見た奇跡のUFO それに乗って帰ってしまったブタ君 夏は過ぎ 花火のように 僕は日常へ散る 音源 blind summer blind summer(歌:jas39)mp3直link blind summer(399スレ97ver.)